なぜ埋葬する必要があるのか?遺骨を納骨する意味と目的を解説!

皆さんはお墓に遺骨を納骨する意味をご存知でしょうか。

最近ではお墓だけでなく納骨堂や自然葬などの供養方法もありますが、納骨や埋葬の本来の目的を知っている人は少ないことでしょう。

ここでは、遺骨を納骨する意味と埋葬の目的についてご紹介していきたいと思います。

納骨とは

納骨とは、お葬式後に火葬した遺骨をお墓などに納めることをいいます。

お墓以外にも骨壷に遺骨を納めるのも納骨と呼びますが、主に普通にお墓へ遺骨を埋葬することを意味しております。

納骨をする時期は法律や宗教にも定められておらず、それぞれのご家庭のタイミングによって行われています。

ご家庭の事情などですぐに納骨できない場合などは、自宅に安置されている方もいらっしゃいます。

また、お墓に納骨する時には「納骨式」という儀式を行うのが一般的です。

納骨式とは

故人のために遺骨をしっかりと納骨したいという場合には、通常は納骨式を行います。
納骨式は、新しくお墓に入る故人のためにお坊さんなどにしていただく儀式のことをいいます。

しかし、最近は納骨式をしないで納骨を行う人も増えてきており、お墓にも納骨をせず樹木葬や散骨などに納骨をするという人も多くいます。

納骨の仕方

納骨の仕方はこれまでのお墓だけでなく、最近では自然葬(樹木葬・散骨)や永代供養などが行われるなど時代と共に供養の方法も変わってきております。

ここでは、従来のお墓への供養も含めた、5つの代表的な納骨の仕方をご紹介していきます。

お墓

一般的なお墓に納骨をする方法です。

宗教によっても異なりますが、お墓は家系で代々引き継がれたお墓を利用する場合と新しくお墓を購入してそちらに納骨をする場合があります。

また、各地域によって「骨壷」や「納骨袋」を利用するケースなどが異なることが特徴的です。

納骨堂

納骨堂は、寺院などの堂内に作られた納骨するための施設のことをいいます。

納骨する期間もそれぞれで、長期間に渡って納骨をする場合と一時的に納骨をする場合などがあります。

自然葬(樹木葬・散骨)

自然葬とは樹木葬や散骨のことを示し、自然に遺骨を返すことを納骨といいます。

この樹木葬は、石ではなく樹木で作ったお墓「里山型」「霊園型」などの種類があります。

里山型

里山型の樹木葬は、登記上「墓地」と認められた山林の中を区画整理して作られ、遺骨を土の中に埋葬をして墓標となる樹木を植樹することで納骨が行われます。

里山型は山林に作られているので地方に多いのが特徴ですが、近年は首都圏の方々も多く利用されています。

霊園型

霊園型の樹木葬は、霊園の施設内の樹木をお墓として礼拝する方法です。
その中でも個別墓に植樹するタイプと、シンボルである大樹に参拝するタイプなどに分けれられます。

前者が個別墓の場合、後者は永代供養などの集合墓にする考えがあることが特徴的で、カロートの中に遺骨を納めてプレートなどで蓋をすることで納骨されます。

手元供養

手元供養とは、自分の手元に遺骨を置いておくことをいいます。

法要をする必要もなく、自分で供養用品などを用意して、遺骨を納骨することが特徴です。

永代供養

永代供養とは、遺骨を寺院や霊園らに遺骨を預けて供養や管理をしてもらう供養方法です。

自分でお墓を管理する必要がないため、お墓を持たない供養方法として利用する人も増えてきています。

納骨時のルール

ここで、納骨をする時のお布施・お供え物・服装などの基本的なルールを簡単にご紹介します。

お布施

納骨をする時、お坊さんに読経をしていただく際にはお布施をお支払いします。

このお布施は、奉書紙か白封筒(無地)に入れて表側に「お布施」と書いてお渡しをします。

お供え物

亡くなられた故人が好きだった、「花、お酒、お菓子、くだもの」などをお供えすることができます。

服装

納骨時の服装は、お葬式の時と同じように、四十九日の忌明けまでは礼服の喪服が基本となります。

男性の場合は「黒スーツ、白いシャツ、ネクタイ、靴(靴下)は黒」、女性の場合は「黒スーツorワンピース、ストッキング、バッグ(黒)」で納骨には向かいます。

納骨の費用

納骨時に施主が負担する費用としては、「戒名彫刻料、お布施、線香、蝋燭、会食代」などの負担がかかってきます。

また、お墓を持っていない人の場合には、新しくお墓を購入しなくてはいけないのでその分多く費用がかかってしまいます。

その他の諸費用などについては、宗教の事情によっても異なりますので、事前にご家族やご親戚らで確認をするのがよいでしょう。

なぜ納骨・埋葬しなくてはいけないのか?

遺骨を納骨・埋葬する目的は、亡くなられた故人に敬意を示して死後の世界での冥福をお祈りするということにあります。

また、現実的な意味としても、遺体を土中深くに埋めることで腐敗による死臭が地上に上がるのを防ぐという目的もあります。

まとめ

今回は、遺骨を納骨をする意味について解説をさせていただきました。

納骨は亡くなられた故人に対して敬意を示す大事な儀式です。従来のようなお墓へ供養する方法だけでなく、手元供養や永代供養などお墓を持たない供養方法も注目が高まってきております。

納骨の仕方もさまざまですが、どれを選ぶにしても故人が一番喜んでいただける供養方法をご家族やご親戚でしっかりと話し合って実施してあげることが何よりも大切です。

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